相続放棄をする際に、気をつけておきたいこと

資産を持っていたり、借金を抱えていたりする身内が亡くなった場合、事情によっては相続放棄を選択する場合もあるでしょう。
ただ、早まって決めてしまうのではなく、しっかり考えるべきであると、私は思います。
まず、一度行ってしまうと、それ以降はまったく相続できないという状態になります。
例えば、借金を背負っていて、それを引き継ぐのが嫌だという理由から放棄をしたら、色々調べていくうちにそれを賄うような財産があったということになった場合でも、関わることが出来なくなります。
いずれにせよ、相続の手順としては、相続人と遺産を全て把握することというのがあるので、その結論が出てから、決めても遅くはないのです。
さらに、相続放棄は撤回が出来ないというルールを知っておく必要があるでしょう。
フライングして、行っておいてから、後からやっぱり気が変わったというわけには行かないので、その場の空気とか、気分で決めてしまわないように気をつける必要があるのです。

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